レンタルサーバーを利用していても、Webサイトやブログを運営しているだけではディスク領域を使い切ることはほとんどないはず。
そこで、「WebDAV」を導入して、ファイル共有ができる「ファイルサーバー機能」付きのサービスがあるレンタルサーバーもあります。
レンタルサーバーも利用しながら、ファイルサーバーも利用できると、数人でファイル共有ができるので、とても便利。

レンタルサーバーを「オンラインストレージ化」すれば余ったディスク領域も有効活用することができます。
ということで今回は、ファイルサーバー機能つきのおすすめレンタルサーバーを3つご紹介します。
目次
ファイルサーバー機能付きのレンタルサーバー3選
レンタルサーバーもファイルサーバーも利用できるサーバサービスが人気です。
ここでは、その中でも特に人気な3つのレンタルサーバーをご紹介します。
ロリポップ

レンタルサーバでも人気な「ロリポップ」にも格安のファイルサーバーサービスがあります。
ロリポップのスタンダードプランにすると、120GBをWebDAVでファイルサーバーとして利用でき、月額はなんと525円です。

アカウントが1つしか使えないので、不便な点も出てきますが、とりあえず気軽に自分1人で、または数人で使うには便利なファイルサーバーです。
- とりあえずWebDAVデビューしたい初心者向け
- 容量は120GBで1日の転送量は10GB
- 月額525円
- アカウントは1つだけ
heteml(ヘテムル)

先程ご紹介したロリポップのスタンダードプランでは物足りないという人には、同じロリポップの「heteml(ヘテムル)」がおすすめです。
ロリポップのスタンダードプランのファイルサーバー容量は120GBでしたがhetemlは、256GBと容量がアップします。
それだけに、月額が1500円と3倍近くになりますが、それだけ価値があります。

アカウントも複数作れますし、アカウントごとにアクセス制限も設定できるので、人数が多くても安心してファイル共有ができます。
SSL接続なので、ファイル保護のセキュリティも万全です。
1日の転送量は120GBまでOKなので大容量ファイルも安心して共有できます。
- 大人数でファイル共有したい人におすすめ
- 容量は256GBで1日の転送量は120GB
- アカウントごとにアクセス制限可能
- 外部に非公開の領域を利用できる
- 月額は1500円
- SSL接続でセキュリティ万全
ラクサバ

ラクサバには、リーズナブル派から本格派まで、様々なニーズに応えられるように4つのプランが用意されています。
もちろん、全プランWebDAVに対応していてアカウントも複数作成可能です。
スマートフォンアプリもあって、便利アクセスできます。

おすすめプランは、容量が30GBで月額412円のラクラクベーシックと、容量が60GBで月額が986円のラクラクゴールドです。
初心者には、容量が2GBで月額が99円のラクラクミニプランがおすすめです。
非公開フォルダも利用できてセキュリティも万全です。
- ニーズに合わせて4つのプランが選べる
- スマートフォンアプリからもアクセス可能
- 複数アカウント作成可能
- 非公開フォルダ利用可能
- アカウントごとにアクセス制限可能
ファイルサーバー機能付きレンタルサーバーにまつわるQ&A
【Q1】ファイルサーバーとは?
ファイルサーバーとは、自分のパソコンのフォルダをLANやWANなどのネットワーク上で友人や同僚などのフォルダと共有できるサービスです。
つまり、ファイルサーバーを利用すると指定したフォルダを外部からも利用できるようになるのです。それによって、パソコンからパソコンへとファイルを移す必要がなくなり、ロスタイムが減ります。
同じファイルを複数クライアントの各パソコンで共有したいときに便利なサービスです。
【Q2】WebDAVとは?
レンタルサーバーをファイルサーバーとしてオンラインストレージ化するのに必要なのが「WebDAV」という機能です。
従来は、サーバー上のファイルをアップロードやダウンロードするには、FTPソフトを使うのが一般的でしたが、WebDAVはそのようなソフトを使わなくても、サーバーの領域をパソコンのフォルダと同じ感覚で利用することができます。

設定も簡単で、気軽に利用できるため、日常的にファイル保存をするのに便利です。
【Q3】そもそもレンタルサーバーをファイルサーバーとして利用していいの?
今回紹介した3つのレンタルサーバーはファイルサーバーとして利用することを許可されています。
しかし、エックスサーバーやカゴヤ・ジャパンのようにファイルサーバーとしての利用を推奨していないサービスもあります。
レンタルサーバーは通常Webサイトの運用を目的として提供されているため、ファイル共有などの使い方はサーバーに負担をかける場合があります。

ファイルサーバーとして利用したい場合は、WebDAV機能が備わっているレンタルサーバーを使うようにしましょう。
【Q4】ファイルサーバー機能付きレンタルサーバーの選び方は?
①WebDAV機能があるか
【Q2】でも書いていましたが、レンタルサーバーをファイルサーバーとして利用するにはWebDAV機能は必須です。
WebDAV機能によりサーバーの領域をパソコンのフォルダと同じ感覚で利用することができます。
エックスサーバーのようにWebDAV機能が使えないサーバーもありますので、ご注意ください。
②非公開領域があるか
非公開領域とは、第三者がインターネットからアクセスできないように保護されているディスク領域のことです。
セキュリティの観点から考えても非公開領域上にファイルを置いておいたほうが安全です。
ヘテムルとラクサバには備わっていますが、ロリポップにはありません。ロリポップの場合はアクセス制限などを各自で行うなどの対策が必要です。
③複数ユーザーが使えるか
サーバー上に置いたファイルを複数人で共有したい場合は、「複数ユーザー機能」があるレンタルサーバーを選びましょう。
この機能があればユーザーごとにアクセスできる範囲を決めることができるので、人数が多くても安心してファイル共有ができます。
こちらもヘテムルとラクサバには備わっていますが、ロリポップにはありません。
まとめ
いかがでしたか?
自分1人でもグループでも、デバイスごとにファイル共有ができると、日々の作業のロスタイムが減少して、作業効率アップにつながりますよ!
この記事の運営者情報
運営会社 | 株式会社コクリ |
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所在地 | 〒862-0971 熊本県熊本市中央区大江2丁目2-1 4F |
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設立 | 2012年1月5日 |
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